大事な試験や大会などで緊張すると、思っている以上に体が動かない。さらに頭が真っ白になって、気がついたときには終わっていたという経験は、みなさんにもあるかと思います。
私も中学の時にソフトテニスの地区大会の時に、第3シードでしたが緊張してしまい、すぐに負けてしまった経験があります。その試合は頭が真っ白になってしまい、何もわからないまま負けてしまいました。父親からも『ソフトテニスなんてやめてしまえ。』と言われすごく落ち込みました。
社労士試験でも周りからの期待に応えようと心臓が飛び出るような思いで、会場に向かったことを今も思い出します。(自分自身プレッシャーに弱い人間だと思います。)
今回は、緊張するメカニズムとその対策についてみていきます。
- ・なぜ緊張してしまうと力が発揮できなくなるのか?
- ・適度な緊張は悪者ではない
- ・緊張をほぐす方法
- 緊張をほぐすサプリメント①
- 緊張をほぐすサプリメント②
- 緊張をほぐすサプリメント③
- 緊張をほぐすサプリメント④
・なぜ緊張してしまうと力が発揮できなくなるのか?
それは、緊張すると心肺数や体温の上昇、汗が出ることによって、筋肉が硬直して普段のパフォーマンスが出せなくなるからです。
・適度な緊張は悪者ではない
『緊張すること』は、集中力ややる気の向上につながります。その緊張をうまくコントロールできれば、みなさんにとっても本番で力を発揮できる源になると思います。
・緊張をほぐす方法
まず、緊張は悪いこと考え方はやめて、緊張状態とうまく付き合えるようになりましょう。
大会や試験で表彰されるような実力ある方は、実績を残していることが多いです。そういう方は、普段から場慣れしているので一定の心肺数が上がった状態でも力を発揮することができます。そもそもみなさんよりもうまく緊張状態をコントロールできるんです。
みなさんも緊張はしてしまうけどその状態の中で普段に近い状態の力を出せるようにしていきましょう。
緊張をほぐすサプリメント①
私がオススメする方法は、事前に本番(大会している状態や試験を受けている状態など)をイメージしておくことです。ただ単にイメージするのではなく、その時の状態をより鮮明にイメージして自分を緊張させることです。
その緊張感の中で、本番をイメージして普段のプレーや勉強をするとするようにしましょう。事前から緊張した状態で普段通りの力が出せるようになれば、本番でも筋肉が硬直して体が動かなくなる状態を少しでも改善できます。
緊張をほぐすサプリメント②
次に、ガムを食べることです。
プロ野球選手でもガムを食べながらプレーする選手がいますが、これには心拍数を一定状態に保ってくれる効果があるそうです。ガムを噛むことによる咀嚼は心臓の鼓動につながるようで、ゆっくりとガムを噛むことで心拍数の上昇を防いでくれます。
緊張をほぐすサプリメント③
三つめは、深呼吸をすることです。
これは、野球マンガで学んだことですが、相手チームの奇襲攻撃、連打は大したピンチではないということ。。。
本当のピンチとは、自分を見失い、自分自身の力を出せなくなることだと。。
そのピッチャーは人目をはばからず、マウンドで大きく両手を広げて深呼吸をしました。それからそのピッチャーは自分を取り戻し、無得点で押さえるピッチングへと変わりました。
私もそれからは、緊張した時など大きく深呼吸をするようにしています。意外と力が抜けて、気負いなくプレーすることができますよ。
緊張をほぐすサプリメント④
最後は、そのスポーツや勉強を楽しむことです。
スポーツでは、勝つことにこだわると楽しさよりも勝たなければならないという気持ちが強くなります。その気持ちは、みなさんの体にプレッシャーを生み出します。
そんな時は、思い出してみてください。はじめてそのスポーツをしたことや時間を忘れて楽しんだことを。。。楽しむということは、集中力や緊張をほぐす力があります。
緊張して、思うように体が動かなくなる方は、緊張感をうまくコントロール出来ていないだけです。周りもみなさんと同じように緊張していることを忘れないでください。そして、その緊張感とうまく
やっていくことができれば、本番でもカチカチに緊張せずにプレーできるようになりますよ。
是非試してみてください。
以上が、緊張をほぐす方法についてでした。
どうかみなさんが、本番で力を発揮することが出来ますように!!