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給与計算 エクセルを使って日割り計算を簡素化

先生、今月から入社した社員がいるんですが、日割り計算が必要ですか?

その入社した方の出勤状況を見せてください(タイムカード確認中)。。。そうですね。この社員さんは、給与の締日翌日から締日まで、すべて出勤しているので、特に日割り計算する必要はないですよ。

どんな場合に日割り計算をすればいいですか。判断の仕方がイマイチ分からなくて。

月の途中で入社した社員(月給)がいる場合や退職した社員(月給)がいる場合に日割り計算が必要になりますね。基本的に時給の方は、労働時間分の給与を支給するので、日割り計算の必要はありません。

うちの会社は、月の途中まで時給で、月給に変わるですけどいつも計算が大変なんです。

時給から月給への職種変更は、締日で切り替えた方が給与計算の処理は簡単です。でも、会社によっては締日の途中で変更するところもあるので、そういう場合は、こんな感じで日割り計算用のエクセルを使うと便利ですよ。

 

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なるほど、基本給、手当、通勤手当など所定労働日数と出勤日数を入れると自動で計算されるわけですね。

そうです。このエクセルを使うと簡単に日割り計算ができます。毎月日割り計算していると、その分時間がかかったり、ひと月前の計算を確認しなければならないので効率が悪くなります。

エクセルなら計算式を組んであるので、間違えもなくなりそうですね。

はい。効率良く計算出来るようにすることで、見直しの時間も出来るので間違えも少なくなると思いますよ。

ぜひ、使って給与計算をしてみようと思います。

 

 

ダウンロードはブログの最後にリンクを貼ってあります。

 

給与計算の日割り計算のポイント

①入社、退職した社員がいるかどうかの確認

②その社員が日割り計算する必要があるかどうかのチェック

③他の社員と比べて出勤日数が所定労働日数に達しているかどうか

※出勤日数及び有給日数、欠勤日数を足して所定労働日数に達していない場合は、日割り計算をする必要があります。

 

このポイントを確認をするだけで、給与計算の日割り計算の引き忘れがなくなります。

 

日割り計算の注意点

日割り計算をする場合は、分母に注目しましょう。

一般的には日割り計算をする場合は、その月の所定労働日数で割るかor月平均の労働日数で割るかになります。その日数によって、日割り計算の金額も変わります。

確認方法は、賃金規程で日割り計算の式を確認したり、過去の計算でどのように処理したのか確認することにで分かると思います。

 

給与計算の時は、必ず計算をしたら勤怠項目を見て、他の社員と出勤日数が同じかどうか、欠勤の引き忘れがないかどうか確認するようにしましょう。

 

 日割り計算のエクセルのダウンロードはこちら

 

よく分からない方はこちら

①右下のフルサイズでブック表示

②ファイル→名前を付けて保存

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今回は日割り計算の時に使えるエクセルをご紹介しました。