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給与計算 時間の読み替え方法 時間の効率化

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今日は、給与計算や給与明細書で、よく使われている時間の読み替え方法について、みていきたいと思います。

私は、時間の表示を数字に変換するのが、苦手でいつも分からなくなることが多いんです。

そうですね。時間の表示方法には、60進法と10進法の表示の仕方があって分かりにくいですよね。
普段、皆さんが時計の時間を17時30分と読むと思います。これを60進法と言います。分針は60で1周しますよね。だから、17時30分なら17:30と表します。
次に、10進法です。10進法は時間を数字(0~10)に置き換えた時の表示方法です。17時30分なら17.50と表示します。1時間は1と表しますが、30分なら1時間の半分なので0.5と表示します。

なるほど、30分は0.5だから15分の場合は、その半分の0.25になるってことですね。

その通りです。60進法と10進法の読み替えは、給与計算ではよく使われているので覚えておくと便利ですよ。

60進法と10進法の時間の表示方法は、会社によって異なります。
10進法の表示では、15分単位や30分単位で時間を表示することが多いです。それ以上、細かく時間を表示しようとすると0.125のように時間が分かりにくくなります。
それに比べて60進法は、時間を細かく表示出来きます。1分単位で時間を計上している会社は、60進法を使うことが多いです。ただ、60進法は、そのまま給与の計算が出来ないので、一度10進法に変換してから計算する必要があります。

簡単に読み替えが出来るように比較して表示しますね。分かりにくい方は、この変換方法を使って読み替えをしてみて下さい。
【15分単位の変換方法】
10進法   ↔ 60進法
0.25  ↔ 0:15
0.50  ↔    0:30
0.75  ↔    0:45

【10分単位の変換方法】
60進法 ↔ 10進法
0.166… ↔ 0:10
0.333… ↔ 0:20
0.50   ↔ 0:30
0.666… ↔ 0:40<
0.833… ↔ 0:50<
※整数の0に時間を入れれば、その時の時刻を簡単に10進法に変換出来ます。

 

補足ですが、電卓に時間計算ボタンがついている場合は、時間計算ボタンで60進法と10進法の切り替えが出来ますよ。
10.5と入力して、時間計算を押すと10-30’(10:30)と表示されます。
60進法の入力方法は、10→時間計算ボタン→30と入力します。これで時間計算を押すと10.5に変換されますよ。

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また、エクセルでは、時刻を1つの計算式で組もうとするとエラーになります。そんな時は、Time関数を使うと計算出来ますよ。17:30ならセルに=Time(17,30,00)と入力すると計算式として認識されるので試してみてくださいね。