今回は、住宅ローンの団信と呼ばれることについてみていきたいと思います。
よくある勘違い!?
よく住宅ローンの話の中で、『保証料』という言葉と『団信』という言葉を聞いたことがあるかとおもいます。
住宅ローンの『保証料』と『団信』とよくいっしょに考えてしまいがちですが、そもそも保証料と団信は別々のものになります。
まずは、この保証料と団信の違いついて説明します。
保証料とは
例えば、私と金融機関が住宅ローンの借り入れをする際に、その間に保証会社を挟むことになります。
これは、いわゆる連帯保証人みたいなもので、住宅ローンの返済ができなくなったなった場合は、金融機関は保証会社から返済を受けて、今後は保証会社に返済をしていくことになります。これが保証料です。
ちなみに、保証料は一括前払いの方が、分割よりもトータルでみるとお得です。
保証料がない金融機関では、最終のトータルコストで比較すると良いでしょう。
こちらの比較を参考にしてみてください。
団信とは
私が、住宅ローンを返済していく際に、途中で亡くなったとします。
そうすると、収入がなくなってしまい、返済ができなくなります。このように返済不能になった場合に、民間の保険会社が代わりにローンの残額を払ってくれる仕組みが団信(団体信用生命保険)といいます。
いわゆる生命保険と思ってもらえればわかりやすいです。
団信の選び方
死亡した際に保険料が0円になる団信は、住宅ローンの通常借入する金利に含まれていることが多いですが、ほかにも、がんの特約や3大疾病保障、就労不能など特約をつけることができます。これは、金融機関によって、異なりますので選ぶ基準にもなりますね。
がんの特約は、生まれて初めてがんと医師に診断されると残りのローンの返済が0円になる団信です。(上皮内のがんは対象外)
3大疾病保障は、死亡のほかにも急性心筋梗塞や脳卒中を発症して、初診日から所定の条件を満たしたと医師に診断された場合に残りのローンの返済が0円になる団信ですね。
就労不能は、在宅療養だったり、3ヶ月以上仕事に就けなくなった場合(医師の診断が必要)に4~12ヶ月ローンの返済が0円に、さらに継続しているとローンが0円になる団信です。
団信保険料は、ローンの金利に含まれているものが多いため、通常の金利に+0.1%~+0.3%プラスしたりします。
なかには、団信の保険料をローンの金利に含まずに、借りている方が直接保険料を負担する団信もあります。
選び方は、どこまで先のリスクを考えて、団信をつけるかです。心配性な方は、何かあった時に手厚い保障を選んでおいた方が安心です。ただ、住宅ローンの返済額も考えて今の生活に合った金額にした方がよいでしょう。
ちなみに、我が家はおそらく通常の団信にして、返済に浮いた分は繰り上げ返済にまわしていくつもりです。ただ、医療保険など今自分が入っている医療保険は見直しをしておこうと思っています。
団信の注意点
団信の注意点は、すでに加入している生命保険との保障内容の重複です。
今加入している保険会社の方に重複している内容はないか確認してもらい見直しをした方が保険料も安くなるかもしれません。
以上が、マイホームブログ 住宅ローンと団信の選び方についてでした。